この度、ヨコハマ・フットボール映画祭2022(主催:特定非営利活動法人横浜スポーツコミュニケーションズ/ヨコハマ・フットボール映画祭実行委員会)は、6月4日(土)の映画祭開幕に先駆けて、有坂塁さん(移動映画館 キノ・イグルー)、中村和彦さん(映画監督 『蹴る』、『プライドinブルー』など)、藤坂ガルシア千鶴さん(ライター「ディエゴを探して」など)によるYFFFアワード2022審査会を5月31日に実施しました。
熱気あふれる討議の結果、炭鉱採掘の拡大により生まれ育った村を失った11歳の少年が、シリア難民の少年とサッカーを通じて友情を深めていく感動のドラマ『はなれていても』がYFFFアワード2022グランプリに輝きました。
また、ベストプレイヤー賞には、川崎フロンターレ一筋18年。チームを優勝に導き、地域に必要不可欠な存在に引き上げたJリーグ稀代のバンディエラ(旗頭、象徴の意味)中村憲剛さんが選ばれました。中村憲剛さんは6月4日の映画祭での『ONE FOUR KENGO THE MOVIE 憲剛とフロンターレ 偶然を必然に変えた、18年の物語』に登壇予定で受賞セレモニーが行われます。
また、ベストクラブ賞に輝いたコリンシアン・カジュアルズFCでのプレー経験もある『Brothers in Football-100年越しの再試合-』のクリス・ワトニー監督への受賞セレモニーも4日に行います。
詳細な審査レポートや喜びの声は後日note映画祭公式マガジンに掲載されます。
YFFFアワード2022 受賞結果
グランプリ | 『はなれていても』 ザラ・ヴィンケンシュテッテ監督 2019年 ドイツ映画 |
審査員特別賞 | 『サンシーロの陰で』 ロニー・サンダール監督2020年 スウェーデン、イタリア、デンマーク映画 |
ベストプレイヤー賞 | 中村憲剛 『ONE FOUR KENGO THE MOVIE 憲剛とフロンターレ 偶然を必然に変えた、18年の物語』 |
ベストクラブ賞 | コリンシアン・カジュアルズFC 『Brothers in Football -100年越しの再試合-』 |
ベストサポーター賞 | ロヘリオ少年と村の人々 『バモス!ドミンゴ-夢の実況席-』 |
ベストディレクター賞 | ローマン・ホーデル監督 『ある試合』 |
YFFFアワード2022 審査員
有坂塁 | 移動映画館 キノ・イグルー |
中村和彦 | 映画監督 『蹴る』、『プライドinブルー』など) |
藤坂ガルシア千鶴 | ライター 「ディエゴを探して」など |
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